
年度収めということで、
黒幕としてのcoreな部分について触れたい。
悪いけど、濃いぞ。
リーダー論とか興味あれば読んで。
僕の年齢がまだ一桁だった頃から、
いわゆる“リーダー”という役割を何度も体験してきたけど、
うまくリーダーシップを執るためのセオリーはこれだ!という、
自分なりの方法論がやっと一貫性を帯びてきた気がします。
鉄則
①最大多数の最大幸福を求める
②他人の意見を否定せず、みんな正しいと考える
③雰囲気や欲に流されず、真実を求める
①最大多数の最大幸福を求める
リーダーたるもの、これに尽きる。
Win-Winの考え方って有名だけども、
2者間だけじゃなく、
Win-Win-Win-Win-Win-Win-Win-Win-Win-Win-Win-・・・
つまり、全員にとって適切な方法がないか考る。
このとき、リーダー自身にとっては損な決断を
しなければならないこともしょっちゅう。
なので、
僕はリーダーは奴隷みたいだとも感じるよ。
メンバーを常に優先する奴隷ね。
仮に、すごいカリスマ性で自分の意見を通して
メンバーを引っ張ったとしても、長続きしない。
「歪み(ひずみ)」が出てくるんだわ。
てなわけですから、
自分にとって都合よい選択枝を選んだり、
リーダーという地位に憧れてリーダーやっちゃうと
うまく統率がとれないのはそのためでしょう。
みんなの意見を聞いて、
歪みのない自然な形に保つのがリーダー。
奴隷になりたくない人には、
リーダーになることをオススメできません。
②他人の意見を否定しない
郵便ポストがどこにあるのか2人に尋ねたとしよう。
Aさんは「右にいけばある」と言い、
Bさんは「左にいけばある」と言う。
リーダー駆け出しの小学生の僕であれば、
どっちが嘘をついているか、と考えたことだろう。
今であれば、
2人の言葉は食い違ってるように見えるけど、
どちらの言葉も正しいってことはないだろうか?
と考える。
たとえば、
AさんとBさんは向かい合わせに立っており、
Aさんから見た右と、Bさんから見た左が
同じ方向かもしれない。
あるいは、
気が利くBさんは「Bさんから見た左」ではなく、
「私から見た左」と教えてくれたのかもしれない。
あるいは、
右にも左にもポストがあるのかもしれない。
そうでなければ、
そもそも嘘を言ってるのではなく、
勘違いしてる可能性もある。
つまり、
どっちかが嘘!などと安易に悪者を作っちゃだめだよな。
よく「公務員は働かない、怠慢だ」と非難を聞くけど、
公務員は給与が初めから決まってて、
出来高払いじゃないんだから、
仕事量を減らして効率化を図るのは当たり前の話ね。
ですから、この場合は、
公務員が働かないことが問題なんじゃなく、
実は「やるだけ損」という公務員の労働形態が問題だと
捉えるべきなのだと思うぞ。
そういうふうに物事を考えていくと、
悪人、悪者、敵のほとんどはいなくなります。
「あー、なるほどねー」
「この人はそう考えるのか~」
「なんでそう考えるんだろー?」
・・・と、まず意見を受け入れ、考えることが、
リーダーには求められます。
「その考え方は違う!いかん!」は非生産的。
組織に歪みを生みます。
③欲や雰囲気に流されず、真実を求める
リーダー業ってカッコよく見られがちなのだ。
そりゃ、今、光ってるぜ!!みたいな瞬間はあるよ。
でもね、そんな場面て1%以下で、残りは影の仕事。
この1%に心酔して調子に乗り出すとうまくいきません。
どんなに簡単に片付くであろう問題でも、
ナメちゃだめさ。
常に頭をフルに使って、
自分のやり方を刷新していかないと。
でもね、そんな姿はかっこわるいんだ。
だって、重要な決断をザクザク片付けてく
リーダーの方がカッコ良いじゃん。
残念だが、
ドラマに出てくるリーダー像は捨てました。
それから、雰囲気に流されちゃあ、あかん。
誰々がそう言ってるから、とか
なんかもっともらしく聞こえるから、とか。
ちゃんと自分で考えよう。
そして初めて真実にたどりつきます。
(おっ、宗教っぽくなってきた!)
さっきの公務員の話もそうだけど、
根本に巣くっている問題というのを見つけて、
初めて本物の解決法・処理法が見つかるんだ。
そしてそういう解決法ってのは、
最もシンプル、且つ有効。
(ときどきアグレッシブ過ぎるときもあるが。)
それが真実を見極める意義ね。
真実を見極めると、悪人、悪者、敵がいなくなり、
全体としてのシステムの脆弱性が見えてくる。
バイキンマンがなぜ、人々にいやがらせするのか、
もし原因がわかって、さらにその原因を追求すれば、
ほんとの問題点に行き着くんだ。
アンパンチじゃ、次週もバイキンマンが暴れるさ。
だが、
中にはほんとの問題点に行き着かず、
悪者はいないのに、
システムとしてうまくいってないときがある。
働かない公務員の例がそれね。
みんな自分の置かれた環境下で自然にやってるのに、
歪が生じる。
公務員は公務員の働き方をすればするほど、
文句が出てくる。
これを公務員だけのせいにはできないでしょう。
真実を見極めないと。
公務員とバイキンマンを責めるのは簡単だが、
間違いなく問題解決には至らない。
さて、
この鉄則3つがそろって初めて得られるのが、
「メンバーからの信用と信頼」。
信用・信頼されなきゃリーダーやってけません。
組織が動かん。
何もせず「信用してください」じゃあ、
誰も耳を貸さないね。
そう、リーダーのゴールこそ、
「信頼」なのだと思います。
プライベートな話だけど、
昨年、ポスターに載っている僕の顔に
穴が開けられていました。
先日、ロッカーのカギ返却のための
名前が書いてある紙がくちゃくちゃにされてた。
昨日、シラバスもらったらチェックするための
学生名簿の僕の名前が
黒ペンでかき消されていました。
ずっと前には、ロッカーの取っ手にカッターの刃が
貼り付けられてたときもある。
でもね、こういうことする人も、
悪人かどうか真実を見極めるべきなんですよね。
「こんなことされてむかつく」とか
「ショックだ」とか言ってても不毛。
確かに「そんな幼稚で陰湿な・・・」と思うけども、
逆に言えばそんなことでしか
反意を表現できないメンバーがいるってことだ。
つまり面と向かって僕にモノ言えない人間が
少なくとも1人いるってことなんだよな。
リーダーは全ての人の意見が聞けるべきだと思う。
なので、僕は100%の信頼を得られていない。
むしろ、それがショック。
今の僕はぜんぜん青いわ。
まだまだ修行のし甲斐がありそうだな。
最後の1人に信頼されるまで、
歪み解消に努めます。
それが黒幕が白い理由です。
※黒幕
歌舞伎の舞台に張る幕のことで、その後ろで大道具や場面転換など、重要な動きがある。
mio 2007.04.01 10:23 edit
うちの学部のような強すぎる個性のかたまり(いい意味でも悪い意味でも)をここまでまとめたのはほんとすごいと思う。
私にはできない。
白い黒幕であろうとするリーダーについていきたいよ。